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2大質問をかわす秘訣

こんばんは、レズビアンならびにセクシャルマイノリティの皆さまに

おススメ図書のご案内です本

 

「結婚しないの?」
「こども作らないの?」

 

よーく聞かれる質問です。
年を重ねれば重ねるほど、聞かれます汗

 

 

もし、カミングアウトをしていない場合
もし、セクシャリティが理由で子供を作る予定がない場合

 

こう聞かれちゃうと、

 

社会的に結婚していない自分
子どもを産む予定がない自分

 

に対して劣等感を抱いてしまったことありませんか?

 

私はあります汗

 

 

私の場合はレズビアンなので、

男性との結婚を選ぶのは現実的ではないし、
自分なりに納得したうえで自分の生き方として
選んでレズビアンを名乗っているので、
落ち込むのは変なのですが、

 

さも当たり前のように質問を受けてしまうと、
やっぱりしんどいことってあるんですよね汗汗

 

しかも、下手な答えを返してしまうと
「どうして?」「なんで?」と追撃が来ます。

 

どう対応しようかなって、うっすら悩んでいた時に、
この本を読んで気持ちが楽になったのでおススメを光光
 

 


香山リカ
「ノンママという生き方」
リンク概要ページ

 

 

「ノンママ」の定義としては、

 

◆積極的に子供を持たない人生を選んだ

◆持ちたくないわけではないけれど仕事などで今は無理

 

というタイプの女性を指すのですが、

いまの社会でノンママが置かれている状況は

レズビアンにも当てはまることが多いなって気付いたんです。

 

例えば、

 

ノンママ本人も「子どもはいればいるほどすばらしい」という価値観の中で生きるうちに、子供のいない自分への評価を下げがちだ。(中略)肩身の狭さを抱えながら生きているので、どうしても少しでもそれを刺激されるような言葉を投げかけられると、それがさらなる傷付きや引け目につながりがちなのだ。


 

この文章で、ノンママをレズビアンもしくはセクマイと置き換えて読むと、

すごく親近感?が沸いて。
 

 

本著の中では、
私たちは言語化されていない価値観の中で生きている、として

 

◆「子供を産む女性は守らなくてはならない」「子育ては尊いこと」
 対して「それに比べて子供のいない女性は…」

 と(ノンママの)選択や主張を軽んじるムードがある。

◆子育てに関連した話に比べると、

 自分のプライベートの話は”見劣り感”がしてしまう
◆「産んだことがないと(私の話は)わからない」という出産経験主義

 

をピックアップ。

 

まことしやかに言われてきた価値観を丁寧に紐解きながら、

実は、理想とされている女性の生き方は作られたものだし、
そこに縛られる必要はないってメッセージがたくさん詰まっています。

 

もちろん、カミングアウトして、
「自分のセクシャリティはこうなので…」って反論できれば、
抱え込まずに済むのかもしれません。
でも自分の自認ステージや、精神状況によっては
表だって反論しきれないことだってあるし、
「人間関係を考えると、カミングアウトなんてとても…」

ってことだってあります。

 

だからこそ、自分たちがどんな価値観の中で生きてきて
かつどんな期待をされているのか

どう評価されているかって知ったうえで
作戦を立てる必要があると思うんです。
でないと、自分が悪いって落ち込んでしまいかねませんしね。

 

 *


あともう1つ勉強になるのは

意外とヘテロセクシャルも大変だってこと。

 

セクシャルマイノリティの場合は、レールがないから、
「(ロールモデルがある)ヘテロの生き方に沿って生きた方がいいのかな?」って考えがち。

私も、大学生の時、「彼氏と結婚するんだ」「子どもを産むんだ」なんて
いわゆる"幸せ"な人生を描いている同級生を見ながら、
正直「(未来が見えて)すごくいいな」って思ったことがありました。

 

ただ、ヘテロセクシャルも意外と楽じゃないんですよね。

 

この本の中にも

◆旦那の両親からは「いつ子ども生まれるの?」って聞かれる
◆不妊クリニックに行ったら、治療の進行具合で妬まれる
◆子どもが生まれたら生まれたで、仕事も育児も両立する

 素晴らしいママとして輝いていなきゃいけない

そんな価値観に縛られまくる女性像がたくさん載っています。

 

 *


全国的な少子化だし、解決策として子供を産み働きながら育てることが
女性の当然の義務とされ始めている今、
そこに当てはまらない可能性が高いセクシャルマイノリティが
セクシャリティを言わなくてもいい状態でも

どうポジティブに生きていくか。

 

そのためには、まずどんな価値観が根底にあるのかを知ったうえで
心無い言葉を、しなやかに受け止めながらそっとかわすこと。

 


ヘテロ女性向けにとらえがちなタイトルですが、
むしろレズビアンやセクシャルマイノリティに

読んでほしい本だと感じました。
よければ読書の秋の1冊にどうぞ本

 

村田 悠

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